タイでは近年、国際結婚は珍しくなくなってきています。あえて国際結婚したいといった人もいるほどです。また日系企業の海外進出が増えていることから現地との女性と恋に落ちるといったケースもあります。
東南アジアタイにも日系企業がこぞって進出しています。一昔前は中国がメインでしたが、最近は情勢などの関係もあり中国以外の場所を目指す企業も増えています。タイについてはアジアの中でも環境が整っていることから、日系企業も進出しやすいといった事情もあります。そうした背景からタイ人女性と結婚する日本男性も増えています。タイ人との結婚はどういったものか、そちらについても興味深いところです。
さて、タイ人女性との結婚で重要視されるポイントが何かご存知ですか?
「愛」ももちろんですが、実は最も優先順位が高いのが「結納金」なのです。タイ人は家族との関わりが日本より濃厚であり、特に結婚式はお金をかけるのが当然となっています。結納金でお嫁さんの価値が決まるといっても過言ではありません。
タイの結納金についてはピンきりですが、日本とはちょっと違った習慣があります。それは相手の「学歴」によって結納金が異なるというものです。高卒の女性と大学の女性だと結納金の相場も違ってきます。
人気の芸能人の場合、どのくらいかというと、1億バーツ(日本円で3億)なんてケースも実在します。タイは日本より物価が安いことはみなさんもご存知かと思います。しかし結納金をはじめ冠婚葬祭については日本人では考えられないお金の使い方をする国でもあるのです。
日本ではお金について直接やり取りしたり、おおっぴらにするのは「はしたない」というイメージが強いのに対し、タイ人は「家賃はいくら?」「給料はいくら?」などお金に関する話は日常会話の1つです。結納金についてもオープンで、結納金が多い花嫁は幸せになるという言い伝えがあります。
結納金の相場や結婚についても「親の許可」が前提です。本人同士以上に家族、そして結納金(お金)が大事であることがわかります。
それでなくても国際結婚は親同士の顔合わせやその他の費用など経費がかかるものです。日本人男性は「結婚式はなしでも良い」と安易に考えがちですが、タイでは結婚式をしないのはありえないことです。家族や親族はもちろん、近所の人も招待して盛大に行うのが通例となっています。参列者についても料理をはじめ「振る舞い」が重要な位置づけとなります。
海外の結婚は日本とは違った習慣であることも多いので、その土地の習慣についてもリサーチしておくことが大事です。
いかがでしたか?
ライター じゅりあん
タイ在住歴5年
趣味はビーチ沿いのホテルでのんびり読書をすること。ただいまバンコク生活満喫中♪