1月か2月頃から放映されている韓国のドラマを毎朝子供たちと観るのが日課になっています。最初の方は観れなかったので途中からでしたが、なんとまあ・・・長い!!

全65回!!

まだ終わっていません😅

観ている方、いらっしゃいますか?

調べたところによると、韓国では視聴率が49.5%にも上ったとか。でもその理由は、ドラマを観ているとよくわかるのです。単なる財閥と平民の恋愛ドラマではありません。ものすごく複雑な環境と人間関係。

「もし自分ならどうする?」と、子どもに問いかけてみたり、「ママだったらあんなこと言わないよね?どう?」なんて意見も返ってきたり、人生の教科書のように活用中。

   

自分がこんな事態に直面したら、人としてどう対応するか?

が問われるシーンが多く伏線がとにかく満載!!

そのドラマとはこちら。

たった一人の私の味方(テレビ東京)

ある食品会社に就職をした主人公、ドラン。その会社の会長の母親である大奥様は聡明な女性でしたが認知症になってしまいます。認知症が発症した状態で迷子になってしまった大奥様をたまたま助けたドランと、大奥様の孫であるデリュクとの恋も始まるのですが・・・まあいわゆる富裕層である姑の平民に対する発言もひどいのはよくあるパターン。そして日本よりも一層血族の繋がり上下関係の厳しさも見えてくるのですが、このドラマで考えさせられるべきところはそこではないのです。

ネタバレになってしまうので観る予定がある方はお気をつけ下さいね。

認知症は今も原因が不明とされる病気。なぜなるのかさえ分かっていません。例えお金がある富裕そうであっても、こればかりはお金も無力、どうにも対処しようがない、そんな状況をみせてくれるのです。

日本では90歳を超えるとほぼ全員が認知症になるとさえ言われる程、決して他人事ではない病気でもあります。このドラマの設定では、認知症が発症する時と、平静の時と両方あります。だからこそ平静に戻った時に発症している間に自分が起こしてしまったことに対し悩み苦しむ大奥様の姿や巻き込まれる家族の苦悩が描かれていきます。

ドランとデリュクの話しに戻すと、無事結婚まで行くものの、それから次々と発覚する事実に、また全員がもがき苦しみます。もし自分の親が人を殺した過去を持っていたら?もし自分の愛した人に前科があったら?育った環境が違うからと結婚に反対されたら?もし家族を奪った人が義理の家族になる状況に直面したら・・??

まだまだこんなものではないのですが😅名探偵コナンの毎日事件が起きる状況ばりに、本当に色んな事件が起こり続けるドラマです!

恋愛よりも人生観について考えさせられます。

多くの韓国の方が関心を持つ理由、共感する理由が理解できます。

まだ残り数回あるのでどのような展開が待っているのか、毎朝楽しみにしている子供たちも、時間になるときちんと起きてくるので生活サイクルがこれで保たれているようなものですが笑

機会があればぜひ観てはいかがでしょうか?

  

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