先日配偶者控除に関して変更がありました。配偶者控除とは、妻の年収が103万円以下なら配偶者控除が適用され、妻は所得税の支払いを免除されるもの。廃止になるのかと思いきや、2018年より配偶者控除が現在の103万円から150万円に引き上げられる見込みなのだとか。
この廃止を見込んでお仕事探しを検討していた友人ママたちがまたその意欲を閉じ込めてしまいました。
とても能力のある女性たちで素晴らしい労働力となるのでしょうが、こうして国の方針によって女性たちの能力を抑えてしまっている事実が、一億総活躍社会という方針に相反しているように感じます。一億総活躍社会とは家庭・職場・地域で誰もが活躍できる社会を目指すプランですが、女性が職場で活躍できる機会を大きく失っているとしか思えません。
子育て中の女性が子育ても両立させようとすると時間等に融通がきくパートという選択肢が多く取られるようですが、時間を割くわりに賃金はよくなく、それにもかかわらず高い能力が求められるポジションも多いとは思いませんか? 女性が持つすごい能力を安く使う社会が今の日本ではないかと思います。
必要なのは正社員でもパートでも同条件のシステム
以前フランスの雇用環境に触れた記事を出しましたが、フランスではパートでも正社員と雇用条件や仕事の内容が差がないようです。
「働く?専業主婦?」専業主婦への選択には覚悟がいるフランス人女性のジレンマから見える理想の働き方
日本に必要なのもこうした環境ではないかと思います。女性たちにもきっとやりたいことが心の奥底でたくさんあると思うのです。ですがこうした法律や環境により、その願望に気づかぬふりをせざるを得ない状況であることはとてもリスクがあると思います。
人に依存した生活、何かあったときに社会に復帰できる力があるのか、子育てがひと段落してから戻ろうと思うと、社会から離れていた年数が長いほど、思うような職には就けないのではありませんか?
昨日こんな話を友人から聞きました。彼女のお子さんが行く学校のお母さん方を見ると、子供の将来に強い期待を持っており、小学生になったら行くべき中学を、中学生になればどの高校に進学すべきか、大学は、就職先はとすべてレールを敷こうとする方がとても多いそうです。そんな子たちがどう育つか?
自分の意思がない、言われた通りにしか生きることができない人です。そして現場で十分な能力を発揮できない。順応できない。そんな子供に育てたくて一生懸命であるとはだれも思いませんよね。でもそうして現実も実際にはあります。
子供と一緒にいてあげられるという点では、非常に子供にとって精神的なメリットはありますから決して専業主婦を否定はしませんが、もし子育て+職場での経験を、子育てに実体験を持って繁栄できるとしたら、現場で必要とされている力が一体何なのかを見極めることもできるようになるかもしれません。このスピード感たっぷりかつ複雑化する今の時代で、子育て情報からの知識だけに頼る子育てでは、もはや対応できなくなっているのではないかとも実感します。
やってみたい!という意欲を持って自分の可能性に期待する
もしいったん社会から離れても、気持ちさえ持ち続けていればあなたの可能性は広げていくことができます。あなたの心の奥底から、興味があること、やってみたいことを再認識してみませんか? もし今閉じ込めている願望があるのならば、閉じ込めてしまっている声を聴き取って、引き出してみませんか^^
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もっと多くの女性たちが本来の力を発揮できる社会に変えていきたいと切に思います。
あなたも自分の可能性を広げていきませんか?
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