数年前、ブータンが1位となって話題になったことが記憶に新しい、世界幸福度ランキング。
アメリカの調査会社である、Gallup InternationalとWorkdwide Independent Network of Market Researchとで共同調査が行われた昨年度末、つまり最新のランキングではコロンビアが世界で一番幸福な国として1位に輝きました。
コロンビアはラテンアメリカにある、サルサとコーヒーと、マフィアなどちょっぴり怖いイメージがつきまとう国、と世間一般では認識されているでしょう。
例えば、治安が良く先進国とされている日本がこの幸福度ランキングで日本は28位とかなり低めなのですが、コロンビアがなぜ幸福度ランキングで1位を獲得する事ができたのでしょうか。
その理由の一つに、女性たちの心的傾向やキャラクター性にあるのだと思います。
コロンビアの女性はあまり年齢を気にしない
日本は特に女性は若いほど価値があるというような風潮があり、年齢を気にしてアンチエイジングに力を入れますが、コロンビア女性は老いを恐れず、それも個性だという考えで年を取ることも楽しみの一つなのです。基本的に陽気でよく笑う彼女たちは、笑いじわの一つもチャーミングでとってもステキです。
また、おばあさんであっても自分を磨くことには余念がなく、ちょっと近所に買い物に行く時でもしっかりとオシャレをして出かけます。老若男女、自慢のハイヒールでサルサダンスを踊り、締まる所は締まったグラマラスなスタイルはとても魅力的です。
とっても家庭的で家族を大切にする
母親から家庭料理を受け継ぎ、自分が家庭を持った時に家族に振る舞う、という小さな幸せ一つ一つを丁寧に紡いでいるのです。
私がコロンビアに長期滞在していた時、人々のあたたかさには本当に驚きました。例えば、道に迷っていたり、バス停で乗る路線がわからなかったりすると、こちらから聞かなくても必ず誰かが声をかけてくれます。そして、その人がわからない事でも、周りの人に声掛けをしてくれ、みなさんで助けようとしてくれます。
国の雰囲気というのは、女性が作り上げる部分が大きいのではないでしょうか。
昨今日本では人と人とのトラブルといった、悲しいニュースを度々耳にします。心身ともに美しく、人情味の溢れるコロンビア女性の考え方を見習っていけば、日本ももっともっと幸福な国になるのではないでしょうか。
参照URL:http://suzie-news.jp/archives/16190
ライター micro
世界をぐるぐる回って40ヵ国。今はタイに住んでいます。特別好きな地域は中南米~♪私の経験とちょびっとの知識が、みなさんのお役にたてばと思います。