英語にだけフォーカスすると、”発音”も日本人にとっては完璧にクリアしたいポイントの一つでしょうか。発音もその人の個性の一つ、とはかの有名なジャッキーチェンの言葉でもありますね!
とは言え、”聴こえなければ発音できない。”と言われるように、発音とリスニングは繋がっています。今回のテーマは、発音の一歩手前、”リスニング”の分野です。完璧にネイティブ、とまでは行かなくとも、Japanese-Englishから一歩先のnative-likeに話せるようにはどうすればいいか?あなたは今まで、自分の耳に入ってくる英語がどう聴こえているかを確認したことはありますか?
自分の耳に入ってくる英語を確認する方法
“ディクテーション(dictation)“という言葉を、聞いたことはありますか?
通訳の訓練方法の一つですが、聴こえてくる英語を書き取っていく方法です。通常の訓練では、聴こえた英語はそのまま英語で書き取っていきます。
が!
“聴こえ方”を確認するためにはそれをちょっと変える必要があります。通常は聴こえた英語はそのまま英語で書き取っていきますが、聴こえた英語はそのままカタカナで書き取ってみてください。
英語が話せる方と一緒にやると、違いが明確に分かり、より確認しやすいかもしれません。発音に関する教材の中で、初心者向けの解説にはカタカナ表記も良く見かけますね。発音記号でチェックする方法もありますが、こちらは中級者以上向けといえます。
またdictationの中級者向けの訓練活用方法としては、英語で書き取ることで、
『聴こえない音の確認』や、
『苦手な音』の聴き潰しで、
リスニング向上に繋がりますよ!
一度試してみてくださいね。
☐おまけ
ネイティブに英語が伝わりにくいなと感じる方は、『ワントーン低い声で話してみる』と、聞き取ってもらいやすくなりますよ!
理由は英語は腹式呼吸で発音します。一方で日本語は胸式呼吸。胸式呼吸だと軽く聞こえてしまい伝わりにくいようです。
こちらも機会があればお試しくださいね。
ブログ記事移動中のため、2011-04-19の記事を再編集してお届けしました。